[ 防火管理者講習 資格取得 ]

防火管理者資格とは?

 建物や工作物などの防火管理や予防、消火活動などを行う責任者になるための資格です。

防火管理者は一定以上の規模の建物や工作物に選任しなければならない為、会社から資格取得を命じられたりし、そのタイミングで知られる資格でもあり。

本記事では実際に資格取得までを経験したので是非参考にしてください。

防火管理者資格の種類

防火管理者は、甲種と乙種の2種類があり、選任が必要な防火対象物が異なります。

甲種には制限がなく、 すべての防火対象物で防火管理者として選任されることが可能です。

しかし、乙種は以下の通り、 防火対象物の用途と収容人数に応じて選任できない場合が定められています。

防火対象物の用途と収容人数の条件が定められているのは、防火対象物の用途や規模によって必要となる防火管理が異なるからです。

防火対象物の規模が大きければ大きいほど、集まる人も多くなるため、火災が発生した時の被害が大きくなります。

そのため、面積が広く、収容人数が多い防火対象物ほど、防火管理者を選任することで厳重に防火対策をする必要があるのです。

防火管理者資格の取得方法

防火管理者資格の取得方法について解説します。

防火管理者資格は、講習会を受講するだけで取得することができます。ただし、店舗の防火管理に対して責任を負う人である為、アルバイトやパートスタッフではなく、店舗オーナーや店長など権限のある立場の方が適任であるとされています。

講習会に関しては、「甲種」または「乙種」どちらの資格を取得するかによって講習内容と所要時間が異なります。

講習受講費用

◆一般財団法人 日本防火・防災協会HP調べ

私は甲種を受講したので8,000円でした。

<申込方法>

インターネット(一般財団法人 日本防火・防災協会)を開き下図のタブに”防火・防災管理者講習”をクリック

次に”申し込みから受講の流れ”に進み、”講習会の検索”に入ると自身が受講したい

①期間 ②種別 ③都道府県で検索が可能。

申込が完了するとあとは、受講予定日までひたすら待つだけ。

ちなみに受講票などは無く、講習会場で身分証明(免許証など)を見せれば問題ないです。

参考として[京都]Ver’ を記事にしています。

京都の講習会場は”京都市市民防災センター”

最寄駅:近鉄十条駅 西へ徒歩10分程度

駐車場はない・・・

昼食は会場食べてよし、会場を出て外食してもよし。 注:ただし時間までに戻らないといけません

2日間の講習が終われば基本的には誰でも資格取得できるが・・・最終日に”効果測定”(テスト)があります。

京都では出題数 10問。テキスト使用可。7問以上正解で合格。(6問以下でも少し残って補習)そして基本的には全員取得可能です。

京都の問題では下記のような感じでした。

ちなみに正解は

最後まで見ていただきありがとうございました。

是非参考にしてください。